友人2人と土崎みなと祭りに行ってきました!
土崎みなと祭りは江戸時代から続く伝統あるお祭りで毎年7月20、21日の二日間で行われます。
正式名称は「土崎神明社祭の曳山行事」と言い、一般的に「土崎港曳山まつり」と呼ばれていますが、私たちの周りでは昔から「みなと祭り」と言っていました。
同じ秋田の「竿燈まつり」と比べると全国的な知名度はイマイチですが、地元では長く愛され親しまれてきたお祭りです。
そこで今回は「土崎みなと祭り」の体験談をもとに見どころや混雑状況・アクセス方法・行くにあたって知っておいたほうがいい情報などをまとめてみました。
\秋田市周辺の宿泊先はこちらから予約できます/
>>楽天トラベルで宿泊先を見てみる
土崎みなと祭りの混雑状況
土崎みなと祭りは、曜日に関係なく毎年決まった日に行われるため平日にあたると日中は比較的歩きやすいと思います。
しかし周辺の学校はほとんどが休みになるので子供たちは多いです。
また夜になるとお祭り自体がヒートアップし、それに伴い人も増えます。
一緒に行った人とはぐれたりすると、なかなか見つけ出すことができないほどの混雑ぶりです。
熱気も加わりいっそう混んでいるように感じられます。
土崎みなと祭りの場所
土崎みなと祭りは秋田市の土崎地区で行われます。
中心となる「土崎神明社」の住所はこちらです。↓
〒011?0946 秋田県秋田市土崎港中央3丁目9-37
土崎みなと祭りへのアクセス
私は土崎みなと祭りへ行くために前日に帰郷しました^^
土崎みなと祭りへは、電車だと秋田駅から約8分で最寄りの土崎駅に到着します。
そこから徒歩で5分ぐらいです。
車で行く場合は、秋田自動車道秋田北ICから10分ほどですが、駐車のことも考えると秋田駅へ向かい周辺の駐車場に停めてから電車を利用したほうがいいかと思います。
またバスなどは、終日一本の道路が通行止めになるためダイヤはかなり変わりますし、山車が通る時間は大きい国道も通行止めになるのであまりおすすめできません。
土崎みなと祭りの駐車場
土崎みなと祭りでは専用の駐車場がないため「道の駅あきた港(セリオン)」の駐車場が案内されています。
歩いて10分ほどの所です。
土崎みなと祭りの見どころ
土崎みなと祭りは国の重要無形民俗文化財であるとともに、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
町内会ごとに作られる「曳山」と呼ばれる山車には、歴史的な場面を表現した武者人形や、世相を反映した見返し人形などが豪華に飾りつけられます。
8月28日(日) #ワニ丸日記
— ワニ丸(wanimaruwani) (@wanimaruwani1) August 27, 2022
秋田市 午前4時 雨 20.0℃
最低予報 19℃
最高予報 25℃
昨日は無事 #大曲の花火 開催しましたね。雨の中皆さんお疲れ様でした。
今年は三年ぶりに #土崎みなと祭り も #竿燈まつり も行われました。
規制があったとはいえ
やはり夏祭りのある夏は
良いものです。🤗✨#秋田犬 pic.twitter.com/s1B91WVmxl
いわゆる参加型のお祭りではなく、地元の人たちが山車をひく姿や伝統的な踊りを踊っている姿を見るというものです。
近年では観光客でも体験できるイベントなども行われているようですが、やはり『見るお祭り』だと思います。
土崎みなと祭りのおすすめポイント
土崎みなと祭りは、混雑を避けたい方は日中に、祭りの熱気を肌で感じたい方は夜に行くのがおすすめです。
日中は山車を細部まで見ることができますし、夜はライトアップされた山車の幻想的な姿を見ることができます。
山車をひいて歩くお祭りなので、比較的どの場所でも見ることはできますが、間近で見られるような場所は人も多く、かなり激しく山車をひくので近寄りすぎると危険です。
夜であれば土崎病院前の交差点を曲がる山車が多く、その辺りに待機していれば必ず見ることができますが、やはり多くの人が集まるので注意が必要だと思います。
また、途中で踊りを踊るタイミングがあるのですが、各交差点付近で行われることが多いため踊りを見たい方は交差点付近にいるといいかもしれません。
しかし山車の進み具合によってはところ構わず踊りだすこともあるので、そのときの運次第でもあります。
土崎みなと祭りの山車がすごい!
土崎みなと祭りと言えばやはり趣向を凝らした山車と、「ジョヤサ」の掛け声とともにその山車をひく迫力ではないでしょうか。
軽快なお囃子の音色もとても心地良く感じられます。
また、踊りを見るのも楽しみの一つで、町内会ごとにさまざまな工夫がされているので見ていて飽きることがありません。
あとは、広場や沿道に立ち並ぶ露店、こちらもお祭りには欠かせませんよね。
普段飲食店をされている方の出店や、地元ならではの露店もありじゅうぶん満足できると思います。
しかし、土崎みなと祭りへ行くにあたって気をつけなくてはいけないこともあります。
まずは体調管理です。
日中はほぼ日陰のないような場所ですし、夜になってもかなり蒸し暑さを感じます。
ちょうど梅雨が明けるか明けないかの時期でジメジメしているので、熱中症対策を万全にして出かけるようにしてください。
ほかには山車がかなり迫力があるので、近づきすぎると危険です。
写真や動画撮影に夢中になってうっかり前に出過ぎないよう気をつけながら楽しんでくださいね。
土崎みなと祭りの周辺の穴場スポット
土崎みなと祭りが行われる近辺のスポットとして「土崎みなと歴史伝承館」があり、
山車などが展示されているほか、祭りや土崎地区の歴史について知ることができます。
ほかには「道の駅あきた港(セリオン)」もおすすめです。
入場料無料の展望台や屋内緑地公園などがあり「セリオンガーデン」というマルシェではさまざまなお土産品を買うことができます。
なお土崎地区にはホテル・旅館はほとんどなく、セリオンの近くにある一軒はこの時期お祭りに来た人と仕事で来た人でほぼ満室です。
ホテルを取る方は秋田駅周辺で探したほうがいいかもしれませんね。
土崎みなと祭りのトイレは?子供連れでも大丈夫?
土崎みなと祭りでは仮設トイレも設置されますが、とにかく人が多いので特にお子さん連れの方はトイレに行った隙にはぐれた、なんてことがないよう気をつけてください。
周りに休憩できるようなところもなく、休憩をするとなると少し離れたところにあるジャスコぐらいかと思います。
お子さん連れの場合、迷子にならないよう気をつけるのはもちろんですが、かなりの暑さ
なので大人以上に熱中症対策をしっかりとしてあげてください。
\秋田市周辺の宿泊先はこちらから予約できます/
>>楽天トラベルで宿泊先を見てみる
まとめ
土崎みなと祭りについて、体験談をもとに見どころや注意点などをまとめてみました。
初めて訪れた人からは「話し声がすべて怒鳴り声に聞こえて怖い」という声も聞いたことがあります。
港町ならではの気性の荒い人もいますし、その人たちがお酒と祭りの熱気でさらに熱くなっているせいでそのように感じられるのかもしれません。
ですが、その熱さこそが今日まで伝統ある祭りを支え、盛り上げ、見る人たちを楽しませてきました。
地元の人たちの熱い思いが伝わる「土崎みなと祭り」、一度訪れてみませんか?
きっと素敵な思い出になると思います^^