トップレベルの花火を一夜で見られる、土浦花火大会。近年は2年連続大会が中断されたことにより、運営への低評価な口コミも目立ちますが、「一生に一度は見にいくべき」「息をのむ美しさ」「混雑を我慢してでもまた見たい」という称賛の口コミも、以前から多く投稿されています。
そこで今回は、私が実際に同僚10人と行った時の様子について、振り返りながら詳しくお伝えしようと思います。
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土浦花火大会の混雑状況は?
混雑は当日朝から始まります。
混雑のピークは、桟敷席のチケットを持っている人たちが動き出す16時頃から始まる印象です。シャトルバス乗り場にも行列ができていました。会場までは人の流れができているので、その流れに乗れば会場に行けます。
混雑に関しては、行きよりも帰りの方が深刻です。帰りの土浦駅は、混雑状況により入場規制が掛かる場合があります。常磐線は特別運行がないため、花火大会に来た人たちは最終電車に殺到します。
最悪、最後まで見たい気持ちを抑えて、早めに行動することを検討した方がいいかもしれません。都心の満員の通勤電車並みの混雑になります。
私たちは近くで降りましたが、おそらくその混雑はしばらく続くと思われます。
土浦花火大会の場所は?
会場は「土浦市佐野子地内桜川畔(学園大橋付近)」とされています。
会場住所:茨城県土浦市佐野子
土浦花火大会へのアクセス
私たちは電車で常磐線土浦駅まで行き、そこから会場まで歩きました。土浦駅から会場へは徒歩30分、もしくはシャトルバスが出ています。
また、つくばエクスプレスつくば駅からもシャトルバスが出ています。こちらはとても歩ける距離ではないので、シャトルバスを利用するのがおすすめです。
土浦花火大会の駐車場は?
駐車場のことを考えると、車で会場に行くのはかなり大変ではないかと思います。大会会場の近くに大型ショッピングモールがありますが、とにかく多くの人が集まるので、台数の確保は期待できません。
駐車場の案内や交通規制などの情報が、大会実行委員会のホームページにも掲載されているので、参考にするとある程度見通しは立てられそうです。
ただし、それ以外の場所も候補として考えておいた方がいいかもしれません。
土浦花火大会の体験談
土浦花火大会は、毎年10月に開催されています。正式名称は「土浦全国花火競技大会」なのですが、「競技大会」と言うだけあって、見ごたえのある素晴らしい花火大会でした。
「スターマインの部」は、音楽とスケールの大きな花火のコラボレーションがとても素晴らしかったです。色鮮やかな大小の花火が次々と打ち上げられ、息する暇もなく見入っていました。
「10号玉の部」は、打ち上げられて開くまでの時間が長いので、どんな花が開くのかワクワク感でいっぱいになりました。パッと開いたときも火花を間近に感じ、迫力があって美しかったです。
「創造花火の部」では、アニメキャラクターの顔や文字などが打ち上げられ、見ていておもしろかったです。お子さんにとっては特に楽しめる部だと思います。
なんといっても全国から花火師が集まっているので、トップレベルの花火が次から次へと打ち上げられる充実ぶりは、本当に贅沢だと感じました。
忘れられない時間が過ごせたので、混雑覚悟で行ってみて本当によかったです。
土浦花火大会の見どころ・おすすめポイントは?
土浦花火大会の特徴は、日本三大花火競技大会のうちの1つで、全国の花火師が集まり技術を競い合う大会という点です。競技部門は「スターマイン部門」「10号玉の部」「創造花火の部」の3部門があり、優秀な作品には内閣総理大臣賞が授与されます。
花火師たちが満を持して打ち上げる花火をたっぷりと見ることができるので、どの部門も見ごたえがあり、驚きと感動の連続です。この充実感は、他ではなかなか味わえないと思いますよ。
土浦の花火大会って鹿島ホームの最終節の時じゃなかったかな☺️ pic.twitter.com/uGxjyms5hU
— アントラーズ魂@GakuSakoshika7 (@GakuSakoshika) January 2, 2023
打ち上げ場所と一般桟敷席はとても近いので、花火がものすごく間近に感じられます。もちろん見ているだけでも十分楽しめますが、色彩や組み合わせなどの審査基準を予め確認しておくと、さらに楽しめます。
いい思い出にするために、注意点も少し挙げておきます。
まず、桟敷席は河川敷に組まれているのですが、そこに着くまでに足元が悪いところがあります。対策も施されているようですが、念のため汚れると想定して、タオルなど持参した方がいいでしょう。
また、土浦花火大会は10月の開催ということで、日中と夜とでは寒暖差があります。暑さ対策と寒さ対策の両方を意識した服装・準備をおすすめします。
土浦花火大会の近辺の穴場スポットは?
遠くて花火が小さくなってしまうことと、下の方の花火が見えないことが難点ではありますが、2駅隣のひたち野うしく駅北側の跨線橋がおすすめです。
私としてはよく見えると思うのですが、まったく人がいないので、かなり穴場だと思います。多少の難点に目を瞑れば、混雑を避けて安全に花火を楽しむことができます。
土浦花火大会のトイレは?子供連れでも大丈夫?
仮設トイレの数はたくさんありますが、トイレットペーパーがありません。ティッシュの持参を忘れないようにしましょう。
休憩できる場所は、会場にはないと思った方がよさそうです。人混みに酔ったなど、具合が悪くなったときは、邪魔にならないようなところを探して休むしかありません。
駅から会場まで徒歩で行く間も、途中に腰を下ろして休めるようなところはありませんでした。また、会場はかなり混雑しているため、子どもは迷子になる確率が非常に高いです。
出店で買い物してる最中に見失った、トイレではぐれた、戻る席が分からなくなったなどの話も聞きました。
迷子センターのような所はありますが、迷子の放送をしていても会場の賑やかさに掻き消されて聞き取りにくい場合もあります。
お子さんを連れていく場合は、
・特徴のある服を着せる
・桟敷席の場所を書いた物を持たせる
・移動中は手をつないでいる
など、迷子対策のルールを決めておくといいでしょう。
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土浦花火大会の混雑状況は?まとめ
同僚と見にいった当時を振り返り、土浦花火大会のすばらしさに改めて思いを馳せることができました。混雑は確かに大変ですが、全国から花火師が集まる特別なイベントですから、多くの人が楽しみにしているのも納得です。
最近の口コミで評価が低いことは残念ですが、その声は大会運営委員会に届いているのではないかとも思うのです・・・!
私の大好きな土浦花火大会。問題点が改善されて、みんなが安全に楽しめる、パワーアップした大会になることを期待しています!
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